駆動ローラコンベヤ
駆動ローラコンベヤは、モーターでローラを回転させ、物をで運びます、そのため自動化ラインに対応し、又運ぶものが重荷重のものであってもラクに運ぶことができ、搬送コンベヤラインで多く使用されています。
駆動ローラコンベヤ製品一覧
当社で取り扱っております駆動ローラコンベヤ製品の一覧です。
駆動ローラコンベヤをお探しの際は、以下をご参照ください。
チェンドライブローラコンベヤ
（中荷重）
- ローラ（スプロケット付ローラ）は、JIS規格ベアリング内蔵型のためスマートでシンプルな構造になっています。
- スプロケットホイールは、歯先高周波焼入処理を施しているため長く使用できます。
- チェーン駆動方式のため、スリップのない確実な搬送を行い、また耐久性にも優れています。
チェンドライブローラコンベヤ（ストレート）標準仕様
| シングルスプロケット（S） | |||
|---|---|---|---|
| ローラ外径 × 肉厚 × 軸径 |
φ57×2.1t×12d φ60.5×2.3t×12d |
φ60.5×2.3t×15d | SUS φ60.5×2.3t×15d |
| 型式 | CD57124010S CD60124010S |
CD60154010S | SUS CD60124010S |
| シングルダブルスプロケット（W） | |||
|---|---|---|---|
| ローラ外径 × 肉厚 × 軸径 |
φ57×2.1t×12d φ60.5×2.3t×12d |
φ60.5×2.3t×15d | SUS φ60.5×2.0t×12d |
| 型式 | CD57124010S CD60124010S |
CD60154010S | SUS CD60124010S |
チェンドライブローラコンベヤ（カーブ）標準仕様
| シングルダブルスプロケット（W） | |
|---|---|
| ローラ外径×肉厚×軸径 | φ42.7（小径）～φ99.6（大径）×2.0t×12d （大径はローラ幅によって異なります） |
| 型式 | CDTR4010W |
チェンドライブローラコンベヤ
（重荷重）
- ローラ（スプロケット付ローラ）は、JIS規格ベアリング内蔵型のためスマートでシンプルな構造になっています。
- スプロケットホイールは、歯先高周波焼入処理を施しているため長く使用できます。
- チェーン駆動方式のため、スリップのない確実な搬送を行い、また耐久性にも優れています。
チェンドライブローラコンベヤ標準仕様（重荷重）
| シングルスプロケット（S） | ||
|---|---|---|
| ローラ外径 × 肉厚 × 軸径 |
76.3φ×4.2t×17d | 89.1φ×4.2t×20d |
| 型式 | CD76175011S | CD89205013S |
| シングルダブルスプロケット（W） | ||
|---|---|---|
| ローラ外径 × 肉厚 × 軸径 |
76.3φ×4.2t×17d | 89.1φ×4.2t×20d |
| 型式 | CD76175011W | CD89205013W |
アキュームチェンドライブローラコンベヤ
（中・重荷重）
コンベヤ上で搬送物を一時待機させる必要がある場合に、コンベヤを駆動させたまま搬送物をストレージ（一時貯留）させることができます。
- 複雑なトルクやラインプレッシャーの計算は不要で、現場にてスパナ1本で運転中実際の搬送物に合わせてトルク調整ができます。
- スプリングの圧力を利用した簡単な構造で、摩擦駆動部分には耐摩耗性に優れた特殊樹脂とステンレス摩擦板を使用しています。
アキュームチェンドライブローラコンベア（ストレート）標準仕様
| 軽荷重用 | 中荷重用 | 重荷重用 | |
|---|---|---|---|
| ローラ外径×肉厚×軸径 | φ45×1.2t×12d／φ50.8×1.6t×12d | φ60.5×2.3t×12d | φ76.3×4.2t×17d |
| 型式 | ACD45408／ACD50408 | ACD604010 | ACD76609 |
※使用条件等により仕様内容が変わりますので詳細は当社営業部までご相談ください。
MRDローラコンベヤ（モータローラドライブ方式）
タカハシのMRDローラコンベヤはモータ内蔵型の「ドライブローラ」からポリウレタンVベルトまたはローラチェーンで「サポートローラ」を連動して駆動させるより確実な搬送システムです。均等荷重100kg以上/m当たりで確実な搬送が必要な場合には耐久性にも優れたローラチェーンが、均等荷重50kg以下/m当たりのものにはクリーンで静かなポリウレタンVベルトの連動方式が適しております。
- 駆動部の取付スペースの必要がないため、総高100mmのコンパクトな駆動ローラコンベヤとして使用できます（フリーローラコンベヤと並べて地面置きができます）。
- 構造がシンプルで価格も安く経済的。さらに各部品も標準化されているのでメンテナンスも簡単に行えます。
- ストックヤードの順次送り出し等のシステムコンベヤとしても使用できます。
MRDローラコンベヤ仕様
| ローラ径 | φ38 | φ57 | φ60.5 |
|---|---|---|---|
| ローラ幅（W） | 50P | 75P（76.2P) 100P（101.6P） 150P（152.4P） |
75P（76.2P) 100P（101.6P） 150P（152.4P） |
| 機長（L） | 1,000L 1,500L 2,000L 3,000L |
1,000L 1,500L 2,000L 3,000L |
1,000L 1,500L 2,000L 3,000L |
ラインシャフトドライブローラコンベヤ
ラインシャフトドライブローラコンベヤは、動力源となるドライブシャフトとプーリーとの間に発生する摩擦トルクでプーリが回転し、丸ベルトを介してキャリヤローラーに動力を伝達することによって、ローラーを回転させるコンベヤです。丸ベルトは高品質のウレタン製で、射出成形によって作られているため、継目がなく耐久性にも優れています。ダンボールケース、プラスチックケース、木箱など、底面のフラットなものの搬送に適しています。
※[搬送能力 最大均等荷重MAX50kg/m当たり]
- 豊富な標準ユニットを組み合わせることにより、さまざまなレイアウトが可能になっています。もちろん、設置後のライン変更も可能です。
- ユニット間をナイロンチェーンカップリングで接続してゆくため、1駆動で多くのユニットを駆動させることができます。
- ウレタン製の丸ベルトと樹脂製のプーリーで動力を伝達しているため、騒音も少なく滑らかでクリーンな搬送を行います。
アキュームレーション機能
ストッパーなどで搬送物を一時停止した場合、ドライブシャフトは回転したままでプーリーのみスリップして、アキュームレーション機能を果たします。またラインプレッシャーを完全になくす場合、直接ローラにブレーキパレットを押し付け、ブーリのスリップ状態の働きでゼロプレッシャーのアキュームレーションコンベヤができ、搬送物を順次1個ずつ止めて、再度送り出すことができます。
ワークステーション機能
丸ベルトをはずして部分的にローラをフリーの状態にしたり、丸ベルトのひねり方でローラを逆回転させることが簡単にできます。
幅寄せ機能
搬送物の整列やポジショニングなどは、ローラの片側のフレーム穴を1ピッチずらすことにより簡単に幅寄せできます。
ライン途中の速度変速機能
搬送物の間隔をあけるために引き離したい場合、または作業中などにより速度を遅くしたい場合等には、チェンジユニットを利用することにより、簡単に増・減速できます。
標準ユニット（共通仕様）
| ローラ幅 | 300 400 500 600 700 800（mm） |
|---|---|
| ローラ径 | φ48.6×1.4t（JIS規格ベアリング#6201ZZ入り） |
| シャフト | φ12パイプ |
| ローラピッチ | 75P 100P |
| リングベルト | φ5ウレタン丸ベルト |
| フレーム | φ90×30×3.2 |
ドライブユニット（駆動部付）
※コンベヤラインの中央部に設置してください。
※駆動部がついているのはドライブユニットのみです。
| ローラピッチ | 75P | 100P |
|---|---|---|
| 機長（L) | 1,500mm | 1,500mm |
| 1,950mm | 2,000mm | |
| 3,000mm | 3,000mm |
| 電動機（容量） | 0.4kW 0.75kW 1.5kW |
|---|---|
| 速度（M/MIN） | 15/18 20/24 30/36 （50/60Hz） |
ストレートユニット
| ローラピッチ | 75P | 100P |
|---|---|---|
| 機長（L) | 1,050mm | 1,000mm |
| 1,500mm | 1,500mm | |
| 1,950mm | 2,000mm | |
| 2,475mm | 2,500mm | |
| 3,000mm | 3,000mm |
カーブユニット
| ローラピッチ | 75P 100P（相当） |
|---|---|
| 角度（β） | 90° 60° 45° 30° |
ハネ上げユニット
ハネ上げユニットから先へは駆動力が伝達できないため別のドライブユニットが必要となります。 ドライブシャフト位置が右側のRタイプと、左側のLタイプがあります。
30度ジャンクションユニット
| ローラピッチ | 75P | 100P |
|---|---|---|
| L1 | 562.5mm | |
30度ダイバータユニット
※分岐部のローラが30度方向に向きを変えることにより30度方向への分岐ができます。
※切り替え方法は自動式（エアーシリンダーによる）と手動式の2種類があります。
カーブジャンクションユニット
| ローラピッチ | ||
|---|---|---|
| ストレート部 | 75P | 100P |
| カーブ部 | 75P | 100P |
90度ジャンクションユニット
チェンジユニット
| ローラピッチ | L | 速比 | |
|---|---|---|---|
| 75P | 1950mm | 3000mm | 1：1 |
| 100P | 2000mm | 3000mm | 1：1.5 |
ラインシャフトドライブローラコンベヤ
専用分岐・合流用付属機器
ベルトダイバーユニット
- 分岐部分で搬送物の側面をベルトで駆動させることによって強制的に分岐方向へ送り込みます。
- 切り換え方法は、エアーシリンダーによる自動式と手動式の2種類があります。
ガイドローラ
- 合流部分で搬送物のスムーズな流れをサポートします。
トラフィック・コントローラ
- 2方向からの合流部分で搬送物の衝突を避けるため、先に入った搬送物を優先的に流します。
